映画『共産主義者と結婚した私』の宣伝
ナレーション:典型的な主婦「ロレイン」を紹介します。彼女は民主主義で、家族と古き良きアメリカのやり方を愛しています。
ロレイン:ハァイ、メアリー。行きたいのはやまやまだけどぉ、野球の試合をしている子供を迎えに行かけなきゃいけないの。それから買い物に行ってぇ、ロバートが帰る前に愛情たっぷりの家庭料理を用意しなくちゃいけないのよん。
ナレーション:しかしその晩、帰ってきたの最愛の夫ではありませんでした。
ロレイン: おかえりなさぁいアナタ♡ …ちょっとロバート?どうしたの!?
ロバート:大変な一日だったんだ…。ジョンを覚えてるかい?工場で機械に巻き込まれてしまって…、もう…二度と歩けないんだ!
ロレイン:(小さな悲鳴)なんてひどい!
ナレーション:しかし、それは恐怖の始まりに過ぎなかったのです。
ロバート:ボスがアイツに週80時間の労働を強いたからこうなったんだ…。俺たちは待遇について上層部に相談しようと考えている。もし聞き入れてられなかったらどうするかな…。仕事をやめるかもしれん。
ロレイン:ええロバート…、それは…抗議活動じゃない!
ロバート:この国は、真面目に働いたら労働に対する正当な報酬を得る権利があるはずだろ。その制度が機能しないっていうなら…、壊してしまえばいい!
ロレイン:え!?ええ…、あっ…ストーブをつけっぱなしだったわ、ちょっと待ってて。
ナレーション: 最寄りの映画館へどうぞ。アメリカ人にとっての最悪の悪夢を観に行きましょう。
(電話の音)
マッカーサー巡査:こちらマッカーサー巡査です。緊急ですか?
ロレイン: わ、わたしの夫が…共産主義者だったの!!
ナレーション: 恐怖が家にやってくる。『共産主義者と結婚した私』で、かつてないほどの共産主義の恐怖を味わえるでしょう!(早口: 出資・監修「米国反米活動センター」)
ぬかキャン補足
実際に共産主義へのプロパガンダを目的として作られた映画『十三号桟橋(1949)』が元ネタで、登場人物名がオマージュされている。原題は正しくは共産主義者と訳さないけど、伝わりやすさを重視して改変しています。
『Fallout 3』の舞台であるキャピタルには、この映画を放映していたと思われる劇場の廃墟があった。
映画『ファイティン・フューリーズ:マギー砦の最後の戦い』の宣伝
ナレーション:(ウェスタンな音楽)「エース&エイト」の制作陣が贈る、ピストルを手にして鞍に乗る時間だ!キース・マッキニーのにらみ合いがはじまる!
キース・マッキニー:ギディ・アップ!
ナレーション: そして…スタンリー・ヴァン・ロブ
スタンリー・ヴァン・ロブ:イーハー!
ナレーション: 今年、最も期待される西部劇の主役たちだ!
悪役の男:ガハハ!赤子からキャンディを取るようなもんだぜ。なぁマッドドッグ、この戦利品を奪ってさっさとずらからろうぜ…、マッドドッグ?
モリー・ライダー:マッドドッグならもう始末したわ。あなたもそうなるのよ?ダーリン。
(銃声)
ナレーション: ポールキャット・ポリーことモリー・ライダー、そしてファイティン・フューリーズが『マギー砦の最後の戦い』に帰ってくる。豪華なカラー映像で、西部開拓時代の最悪な事態に挑む様子をご覧ください!ただいま劇場公開中!
ぬかキャン補足
かつて大人気だったらしいシリーズもの西部劇。『Fallout 4: Far Harbor』に登場したロケーション「エデンメドウズ・シネマ」で上映されていた記録があり、日本語ローカライズでは「怒れる闘士たち:マッギー砦の最後の戦い」となっていたけど改変しています。
映画「ゾーズ!」の宣伝
トミー:スージー、このポイント・ルックアウトの夜空は本当にきれいだね。まぁ、君ほどじゃないけどね。
スージー:やだトミー、あなたって素敵ね。ちょっと寒いけど景色は最高よね。
トミー:おいで、暖めてあげる。
(ガサガサ)
トミー:聞こえた!?何かいるみたいよ…
トミー:気のせいだろ。さて、どこまで話したっけ…
(奇怪な音)
トミー:そんな!スージー!!
スージー:トミー!助けて!!
(それから時間が経つ演出)
保安官:何言ってんだ若造、でかい虫が車を壊してガールフレンドを連れ去ったなんて信じられるか!時間の無駄だ、オレは犯罪を防がなければならないんだぞ!フンッ!でかい虫なんているか!
トミー: 嘘じゃねぇって保安官!でかい虫がスージーを誘拐したんだ!バスくらい大きかった!あ、あいつらはそこら中にいるぞ!!
保安官:うるせえ!…副保安官、このジャンキーを追い出してくれ!
トミー:やめろ!待って!聞いてよ!でかいの、アリ、クモ、ゴキブリ......あの虫たちは普通じゃないんだ! …ああ、手遅れだ…アァァァ!!
(巨大な虫の羽音)
保安官:オーマイガッ!あれはなんだ!
ナレーション:人類滅亡の危機!自然と放射能の不自然な融合から生まれた、言い表せないほど恐ろしい生物たち。不気味な突然変異がもたらす恐怖!この夏、最寄りの劇場にお越し下さい。
ぬかキャン補足
原題は「Those!」。元ネタは放射能の影響で巨大化したアリが出現する映画「Them!(1954)」。邦題は「放射能X」になっていた。
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コメント一覧 (6)
監督官
がしました
戦前は映画スターだったとか言ってたなそういえば。
監督官
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監督官
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監督官
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監督官
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